2017/12/22
♪ Xmasコンサート ♪
街のいたるところで「ジングルベル~♪」を耳にする季節になりました。
12月16日(土)福祉の里レインボープラザでも、毎年の恒例行事として『クリスマスコンサート』《 ~レインボーからのXmasプレゼント~ 》を開催しました。
今年も「コンサートグループは花の詩」のご協力を得て、素晴らしいアーティストをご紹介してくださいました。『a・tre』のみなさんです。
左から
ピアノ「沖田 唯さん」 ソプラノ「村瀬 亜紀さん」 サクソフォン「岡田 恵実さん」
「沖田さん」「岡田さん」のお二人は春日井市出身でもあり、開演前から多くの応援団?の方が会場に詰めかけてくださいましたよ。
ソプラノの美しい歌声で、クリスマスコンサートは開演です。
『マイ・フェア・レディ』オードリー主演の映画が思い浮かばれます。
ソプラノソロで『ロマンチストの豚』『雪の街』 澄んだ歌声が館内に響きます。
写真はお話中です・・・
その澄んだ歌声の大きさと言いましょうか声量・・・いったいあの細い身体のどこから発せられるのでしょう。
清楚な姿で歌う彼女は、まるでマリア・・・彼女の歌声につられるように、翼を広げた天使が舞い降り、観衆のみなさんを暖かくそして優しく包み込むように・・・彼女の歌声に見守られるように聴き入っていました。
ソプラノソロの次は、サクソフォンとピアノのソロ
サクソフォンのソロ曲は『スカラムーシュ』 元もとはピアノ2台の合奏曲ですが、サクソフォン用に編曲した曲を演奏してくださいました。
よく耳にする楽器の音色ですが、やはりプロのミュージシャンが奏でる音は違いますね。パワフルの中にも優しさと温もりを感じるような音色・・・吹き込む息と10指を巧みに操りながら、五線紙に書かれた音符が、開いた花びらから空に解き放たれるように、館内に舞っていました。
彼女はこのほかに『星に願いを』も演奏してくださいました。
サクソフォンソロのあとはピアノのソロ曲です。
曲はショパンの『ノックターン遺作』
映画「戦場のピアニスト」で有名になりましたね。
鍵盤を叩く彼女の指は、まるで氷上を華麗に舞うフィギア・スケーター・・・滑らかなステップと力強いジャンプがひとつになった演技のように、鍵盤の上でのダンスを楽しんでいました。
他に『小犬と小猫のワルツ』の演奏・・・この曲の中には『猫ふんじゃった』が混じり、会場からも笑い声が聞こえてくる楽しい曲になっていました。
『マヴェ マリア』『私が街を歩く時』『愛燦燦』
ソプラノの歌声で聴く『愛燦燦』は、まったく違う楽曲のようにも聞こえましたが、一緒に口ずさむ方も多く、彼女たちからのXmasプレゼントを受け取ったようでした。
最後には『クリスマスメドレー』をご披露してくださいましたが、当然このまま終わるはずもございませんね。当たり前のように「アンコール!」の声が彼女たちをステージへと・・・
彼女たちがアンコールに選んだ楽曲は『オペラ椿姫乾杯の歌』
ソプラノ、サクソフォン、ピアノ・・・3つの音が会場を包み、寒空の下にたたずむ三角や屋根の中は、ほんわりと暖かく緩やかな時間(とき)の流れとなりました。
『a・tre』のみなさん、ありがとうございました。素晴らし音楽を聴かせていただきました。世界で活躍するアーティストになって、またレインボーでの演奏をしていただけることを期待しています。