2019/01/27
爆笑~?かくし芸大会~!
みなさん!こんにちは~♬
人前で・・・それも知らない人の前で芸を披露することって、恥ずかしさが先にでて練習の成果が発揮できないもの!
自分が、初めて人前で演奏した時のこと・・・
忘れもしない中学2年の終わり・・・
当時僕らは、4人組のフォークグループを結成していました。放課後の教室で演奏したり仲間の自宅で歌ったり・・・それなりに演奏を楽しんでいました。
ある日、仲間の母親から「知り合いがイベントに出てみないか?と言ってるけど・・・どうする」と誘われました。即答でOK!したものの、内心ドッキドキでした。
いよいよ本番・・・僕ら4人はステージに立ちました。見下ろす目線の先には、見ず知らずの大勢の人たち(20~30人だったと思います・・・) 心臓の鼓動は胸だけではなく身体全体から響き、ヒザは真っすぐに立っていられないほどガクガクと震え、頭の中はず~っと真っ白け・・・発せられる言葉も、何をどう話したかなんて、まったく覚えてません・・・(;'∀')
2曲を演奏しましたが、数十曲も演奏したような疲れが残り、いや~な汗が全身を流れていました・・・
どうも・・・Mr.RAINBOWです! (#^^#)
今回は1月19日(土)に行いました『新春かくし芸大会 一期里大笑』の様子をお話ししますね。
福祉の里を利用している方に「なにか特技をお持ちの人、披露してみませんか?」と募集をしたところ・・・5組の方々からご協力いただくことができました。
まず最初にお話をしてくださいましたのは「岩本さん」
ここのトレーニング室を週に2回ご利用されています。
なんと大正12生まれ!( ′゜Д ゜`)ンマッ!
ご自分の生い立ちが、数枚の原稿用紙にビッチリと書いてありました。生まれた頃はもっと緑が多く、山、川や田んぼに畑が遊び場で、豊かな自然の中で伸び伸びと育ったこと。若いころに苦労したが、それが今での大きな財産になっていること。そして現在は、認知症を患わないようトレーニング室に通い、ここで知り合った仲間の顔を見ながら運動をすること・・・と話してくれました。
90年の歴史を語るには時間が短かった様子でしたが、岩本さんのお話にずっと耳を傾けている観衆のみなさんも、ご自分の子どもの頃、若かりし頃・・・そんな想いが頭の中を巡ったのではないでしょうか。
岩本さん!今後も必ずトレーニング室に来てくださいね!
続いてのご出演は・・・『安来節保存会』(やすきぶしほぞんかい)! ここの若い職員が「何て読むのですか? あんらい・・・」若い世代には知らない方が多いのかもしれませんね。でも『ドジョウ掬い』と言えば「あぁ~・・・(笑)」と、すぐに笑顔になるくらい知っています。
手ぬぐい(豆絞り)を頭にかぶり、ドジョウ掬いには欠かせない1文銭は鼻の頭・・・かすりの着物に腰にはビク!両手でザルを抱えながら・・・( *´艸`)
滑稽な姿に歩き方・・・泥水の中に潜むドジョウをザルの中に追い込みます・・・捕まえたドジョウがザルから飛び出し、手で捕まえようとしてもヌルヌル滑って捕まえられない仕草・・・はたまた泥水をかき回す足にヒルが食いついて!引き離そうと・・・すると今度は引き離す手に食いついて・・・
本当に生きたドジョウやヒルが、その場にいるような演技~♪ 会場からも大きな笑い声が聞こえてきました。
・・・「Oさん・・・」ありがとうございました。伝統芸能の「安来節」依頼があれば踊りに参上します~と言ってくださいました。興味のある方、余興のひとつとしてドウジョ・・・(´-ω-`)
続いてのご登場も正体不明・・・( ̄▽ ̄) ですが、ここのイベントには何度も出演してくださいます『クラウンこいこい』さ~ん
今日は、相棒の「ケンちゃん」との共演です・・・(´▽`*)
自称5歳児の「ケンちゃん」と、ななじゅう・・・〇歳の「クラウンこいこい」さんとのオヤジギャグが、会場を笑いの渦に巻きこんでいました・・・(*^。^*)
最後は得意のローラーバランスをしながら「ケンちゃん」との会話~♫
ハラハラさせながら面白い会話を絶やさない・・・さすが「クラウンこいこい」さんです。そんな「クラウンこいこい」さんには、笑いの王冠がお似合いです・・・
『クラウン来い来い・・・』なんちゃって・・・(*´з`)
ハラハラドキドキの後は・・・『われも香』のみなさんです。
女性3名でのご出演~♬ 出し物は・・・これまた懐かし「南京玉すだれ」
皆さんご存知の・・・『あっさて!さて!・・・・さては南京玉すだれ~♪』この独特の節回しに乗って、釣り竿や架け橋・・・東京タワーにしだれ柳・・・変幻自在の早変わりに、会場も盛り上がります・・・!(^^)!
そろいのピンクの法被が鮮やか・・・で・し・た・が・・・Σ(・□・;)
その法被の下に身にまとっていた姿は・・・
なんと『セーラー服』だったのです~・・・なぜこの衣装だったのかは、定かではありませんが、終わった後のインタビュー時に思わず『セーラームーンだぁ!』と叫んでました・・・(;^ω^)
インタビューもそこそこに、早々とステージから去っていきました。あまりしつこいと、玉すだれで『お仕置き』されるといけませんので・・・
かくし芸も最後を迎えます。大トリのご登場は・・・昨年も出演していただきました「勝川マジシャンズクラブ」から佐藤さんの登場です。
館内で募集のポスターを設置したとき、一番に『出させて~』とお話がありました。
マジックショー定番の曲に合わせての登場です。
(2枚の写真にマジックのつながりはありません)
結んだ紐の結び目が簡単に外れてしまうマジックや、ひとつのピンポン玉がいくつにも増えたり・・・色とりどりのハンカチが鮮やかな1枚のスカーフに変身したりと・・・
佐藤さんもトレーニング室を利用されています。トレーニング中はまったく喋らず、表情も変えず黙々とトレーニングをされてるそうです。٩( ''ω'' )و
今回のマジックの最中も、まったくお話しすることはありませんでした。
終わった後のインタビューの時には、安堵感からですか?ニコニコ顔で「いやぁ~・・・失敗しちゃったなぁ~」と話してくれました。
普段の練習では成功しても、いざ!本番では思いもよらないことが起きますからね・・・
佐藤さん・・・人前で披露するってことは、そんなに甘くないですね・・・サトウだけに・・・(*_ _) シツレイシマシタ・・・
こうして楽しい楽しい『新春かくし芸大会 一期里大笑』は幕を閉じました。
出演していただいたみなさん!ホントにありがとうございました。
普段からボランティアとして活動されているかと思いますが、人を楽しませるってことは、大変な労力を必要としますね。いつも笑いのネタを考え、訓練したり練習したり・・・
そんな苦労も、一瞬の笑い声で報われることでしょう。これからも多くの方に笑いと感動を伝えてあげてくださいね。
集まってくれた観衆のみなさんも、楽しんでいただけましたか・・・?
ほんのひと時、一瞬《一期》でもいいのです。ここ《里》で出会ってここで《大笑》いする!
気軽にイベントに参加したり、観衆のひとりとして参加したり・・・そんな気楽に来てくれる施設であり続けたいと思っています。
最後まで読んでいただき感謝します。ありがとうございました。(^ω^)