2019/02/28
大爆笑~の演芸フェスタ~(笑)
みなさん!こんにちは ('◇')ゞ
近所のピカピカ✨新一年生だった女の子・・・昨年の4月、学校に行き始めた頃は背中より大きなランドセルを背負って、少しふらつくような足取りで出かけていましたが、今では『行ってきま~す』と元気に玄関から飛び出すして行くのを見かけます。見送りに出たお母さんは、その小さな背中がさらに小さくなるまで、いつまでも見守っています。
微笑ましい光景を日課のように確認して、私もマイカーに乗り込みます。
もう春の足音が聞こえてきそうですね・・・(´▽`)
さて!今回のブログは・・・2月16日(土)に行いました『演芸フェスタ』の楽しい様子を書かせていただきますね。どこまで楽しさが伝えられるか分かりませんが、最後まで読んでいただけるとうれしいです。 (≧▽≦)
恒例行事となりました『演芸フェスタ』今年で第8回目となりました。今回も『経大亭 勝笑一座』の方々にお越しいただきましたよ~(*^▽^*)
今年は「大道芸」「落語」「漫談」と、3種類の出し物をご用意していただき、笑う数も1.5倍・・・?いやいや・・・15倍になったかな?
最初にご登場は「大道芸」の『鳩吹亭 小寿慶』(はとぶきてい こじゅけい)さんです。大道芸とお聞きしていたので、ジャグリングとかするのかな?と思っていましたが、衣装替えの姿をみたら・・・
なんとお侍さん・・・( ゚Д゚) おしゃべり好きとのことで出し物は【ガマの油売り】です。
ご自分で『わたくしも後期高齢者!物忘れも日に日にひどくなっておりますが・・・』と笑いを交えての始まりです!
『さぁさぁお立合い!御用と急ぎでない方は、ごゆっくりとお聞きください・・・』まさに気合の入った口上のスタートです!
気合が入りすぎてしまったのか、セリフがときどき止まることもありました。これも計算のうちなんでしょうかネ・・・(*'▽')
【ガマの油売り】の口上セリフの中に『手前持ち出したる刀は、鈍刀なりと言えど、本(もと)が切れて先が切れない、中刃(ちかば)が切れないというようなものではない!今、目の前でこの紙を・・・紙を・・・紙がないなぁ・・・』手元に置いておくはずだった紙を忘れていたようです・・・( ̄▽ ̄) 私がメモ用に・・・と持っていた紙を渡しました。口上の続きが始まります・・・
『この1枚の紙が2枚に・・・2枚が4枚に・・・4枚が8枚に・・・』小さく切った紙を(内緒ですけど本当はほとんど切れてないんですよ・・・)最後は紙吹雪に・・・
『この刀で自分の腕を切ってみる!だがこのくらいの傷、このガマの油をチョイとつけりゃ、痛みは去って血もピタリと止まる!』そう言いながら左腕の肘のあたりに刀をあてる・・・!
『うおおお~!!!』演技も迫力満点~(^^♪
『あぁ~血が止まらん!もっとガマの油をつけよう・・・』
『だめだ!まだ止まらんぞ!こんな時は全部つけてみよう・・・』
『だめだ!誰か・・・!誰か救急車を呼んでくれ~・・・! お粗末様でした』と、最後はガマの油より救急車を呼ぶオチで終了しました。
「小寿慶」さん・・・とても後期高齢者に見えませんでしたよ~観衆の方も、小寿慶さんの迫力に押され気味でした・・・(#^.^#)
小寿慶さんの次は「ほっとい亭とり我楽」さんの落語です。
出囃子の曲とともに着物姿の「とり我楽」さんが高座にあがります。
開口一番『今日はこんな素敵な場所で落語ができるなんて・・・ほんと!何にもない・・・』褒めて落とすお笑いの基本・・・まずはジャブでお客さんを引きつけます。
『自己紹介させていただきます。この【ほっとい亭とり我楽】の屋号の由来・・・』
『【ほっとい亭】とは、この私の性格そのものなんですよ』ここでクスクス笑いを取ります。
『私、身長167㎝ 体重54㌔ 座高89㎝ 股下78㎝ 体脂肪率11.4%・・・見てのとおりガリガリに痩せているんですよ!そこで女房によく言われるのが、あんた鶏ガラみたいだね』
『こうして私の落語家としての屋号が【ほっとい亭とり我楽】となったんです』
こんな自己紹介で、お客さんの気持ちをグッと引きつけます。
そして落語には欠かせないのが「小噺」ですよね。(´▽`*)
孫『爺ちゃん!魚はどうやって数えるの?』
爺『魚かぁ~1匹2匹じゃねえか・・・』
孫『じゃニワトリは?』
爺『ニワトリは1羽2羽』
孫『牛は?』
爺『1頭2頭』
孫『馬は?』
爺『1着2着!』・・・そりゃ競馬です・・・( *´艸`)
『みなさん・・・大笑いしてくださいね!医者が言うには笑うと血行が良くなって、健康に良いそうですよ・・・』
『ええ~どのくらいかって? 結構(血行)良くなる・・・』
こんな小噺から本題へと入っていきました。
本題の落語は「間男」のお話でしたが、さすがにこのブログでご紹介することはできませんが、扇子を使ってタバコを吸う真似や、高座の板をたたく音でドアをノックする仕草など・・・落語ならではの雰囲気が、とても楽しく感じられました。
そうそう・・・開演前に打ち合わせをしていた時、とり我楽さんと小寿慶さんのお住まいも近く、こうした公演もお二人一緒に出演することも多いとか・・・
『俺が山の上に住んでてな、こいつがふもと・・・』と準備の時に、二人の漫才を見させてもらった気分でした~♪
「ほっとい亭とり我楽」さんの落語が終わると同時に、追い出し太鼓の曲が流れます。その曲に合わせるかのように、本日の真打「経大亭 勝笑」さんの登場です。
お客さんは「勝笑」さんを楽しみにされていた様子で、大きな拍手が沸き起こります。
みなさんの正面に立つと『みなさん・・・さようなら・・・』のっけから大爆笑~♬
勝笑さんの爆笑漫談をご紹介!!
『毎年この時期になると、ここへ寄せていただいております!初めての方もお見えになると思いますので、名前くらいは憶えて帰ってね!』
『経大亭 勝笑(けいだいてい しょうしょう)経済の経、大学の大、亭主の亭に勝つ笑うと書いて・・・長谷川一夫 と申します・・・』
『みなさんは何年生まれ・・・? 平成・・・?』
『大正?昭和一桁?どれだけ年は取っても、女の子ですよ! でも「子」は古いって字を書くんですけど・・・』
『友達がねバイクで転んでケガしたの!入院したからお見舞いに行ってね!骨折した!って聞いたから、どこを骨折したの?って尋ねたら、ウコツ骨折だって・・・?ウコツ?聞いたことないけどどこ?って聞いたら、その友人・・・左が鎖骨で右がウコツだと思ってたって・・・』
『大阪は浪速っ子! 東京は江戸っ子! 横浜はハマっ子! 博多は明太子!』
『親戚の叔父さんが、すごく気が短くてね・・・お寺で法事があったんですよ。その時に一緒にいた子供たちが、最初はジッと大人しくしてたんですけど、10分すぎたらゴトゴト・・・もう15分もしたら運動会ですよ!本堂の中を走り回って行ったり来たり! とうとう我慢ができなくなったそのおじさん!「こら坊主!静かにしろ!」・・・お経がピタっと止まりました・・・』
『”言葉のてにをは”・・を間違えるととんでもないことが起こりますよ』
『近所の婆ちゃん!デイサービスに通っています。若い運転手が婆ちゃん家に来てこう言いました「婆ちゃん、お迎えが来ましたよ」・・・』(お迎えに)
『横文字の苦手の人・・・』
『家の娘、来週からニューヨークにホームレスに行くの!』(ホームスティ)
『昨日映画見てきたわ・・・ロミオとオシュレット・・・』(ジュリエット)
『昨夜食べたスパゲティー美味しかった!ボラギノール』(カルボナーラ)
こんな楽しいお話を次から次へと・・・最後の話は・・・
『6年後、大阪万博が開かれます!どうです?ご一緒しませんか?』と話しながら、最寄りの駅【高蔵寺】から【大阪】までの在来線の駅名を順番に・・・
高蔵寺⇒神領⇒春日井・・・名古屋⇒西枇杷島⇒清州⇒稲沢⇒・・・東淀川⇒新大阪⇒大阪・・・お見事!
各駅停車の在来線に乗車したのに、まるで新幹線か特急列車に乗ったような勢いで大阪に到着しました。
聞いていたみなさんの顔は・・・(゜o゜) となっていましたが、大きな拍手が生まれたのも間違いありません!
『他のデイサービスで今のようにスラスラっと駅名言ったら、よく覚えたなぁ~とお爺さんがご祝儀くれたの・・・』と、目の前に座っていた方にアピールしていました。もちろんジョーダンですよ・・・(*^-^*)
『ジョーダン!ジョーダンですよ! でもそのお爺さん、ジョーダンだって言ってもくれたな・・・』こんな話で、観客席からは終始笑い声が絶えませんでした。
『楽しい時間は短く感じるもの、あっ!と言う間に終わりの時間が近づいてきました』
『笑う門には福来る!ニコニコ愉快に過ごしましょ!』最後の〆セリフで、勝笑さんはその場から離れられました。
笑いは人を寄せ付ける力がありますね。気分も陽気にしてくれます。大笑いをするとたくさん呼吸をするので、自然に心肺機能も鍛えられます~(´-ω-`)
笑いは人を楽しくさせ幸せな気持ちにしてくれます。笑っている人には、笑っている人が寄り添ってさらに笑いが大きくなるでしょう。
今日、笑った顔は今日だけではなく、家庭の中、家族全員に向けて毎日発信してくださいね。
笑顔=スマイル(住まいル)を忘れずに・・・
長文!最後まで読んでいただき感謝しています。ありがとうございました。
by:Mr.RAINBOW