2019/07/24
７月のハッピーコンサートの開催報告
みなさん、こんにちは。
そろそろ梅雨明けの気配ですね。いよいよ暑い夏がやってきます。夏のレジャーの計画はお済みでしょうか。
暑い日は、福祉の里で涼んで過ごしてみるのもいかがですか？
福祉の里では、７月20日（土）に「ハッピーコンサート」を開催しました。
ハッピーコンサート 第一部は、『しろくまカルテット』です。
しろくまカルテットは、結成して15年になるサックス四重奏のグループです。春日井市内を中心に、デイサービス、老人ホームでの演奏ボランティアやアマチュア音楽愛好家の発表会開催などの活動をしています。
スタートは、アニメ「名探偵コナンのテーマ」の演奏です。テンポの良い曲から始めたので、会場のみなさんの心をグッと引き付けたようでした。次は、東日本大震災の復興支援ソング「花は咲く」です。先月開催しただれでもアーティストでは、フルートによる演奏を聴きましたが、サックスによる「花は咲く」もとても心地よい音色でやさしい気持ちになれました。
次は、「ムーンライト・セレナーデ」を始めとしたグレン・ミラーのメドレーです。やはり、サックスといえばジャズがしっくりきますね。そして、ザ・ワイルド・ワンズの「想い出の渚」、ディズニー「美女と野獣」と曲は続き、最後は、アニメ「ルパン三世のテーマ」で会場は盛り上がりました。
ここで、会場からアンコールの声が出たため、ザ・スクエアの「オーメンズ・オブ・ラブ」を演奏していただき、サックス演奏を楽しく聴くことができました。夏休みが始まったばかりということで、小さなお子さんも来場しており、アニメや映画の曲を楽しそうに鑑賞する姿が見られました。
第二部は、『しゃみせんくらぶ三昧』です。
平成13年のクラブ発足当初は、三味線のみの演奏でしたが、尺八や踊りを加えながら活動内容の幅を広げているグループです。
演奏は、「祝奉節」「いもがらぼくと」から始まり、会場をがらりと“和”の雰囲気に変えてしまいました。そして「五木の子守唄」「荒城の月」と三味線の合奏が続きました。続いて、「外山節」「気仙坂」と東北地方の民謡の披露となりました。
次の曲の「日向木挽唄」は、おひとりで唄われましたが、会場いっぱいに歌声がひびきわたりました。ここからは、踊りも加わります。唄の途中でじゃんけんが入る遊び唄「沢内相拳節」、郡上おどりでも知られる「郡上節」と続きました。
最後は、「炭鉱節」となりましたが、前曲の「郡上節」からは、会場からも踊りに参加する人が出てきて、とても楽しい時間を過ごすことができました。
第三部は、『イエルバ』です。
イエルバは、南米民族楽器の演奏活動をしているグループです。
南米民族楽器というとなじみがないかもしれませんね。それでは、少し楽器の紹介をします。まずは、ケーナです。これは、日本の尺八に似た縦笛で、主旋律を担当することが多い楽器です。次に、サンポーニャです。長さの異なる葦の管を束ねて作った楽器です。サンポーニャもケーナと同じく主旋律を担当する楽器です。次は、大太鼓のボンボです。毛が生えているままの動物の皮を張っていることが特徴です。そして、チャランゴです。ウクレレに似たギターで10本の弦が張られています。このような楽器にギターを加えて演奏していただきました。
初めの曲は、「泣きながら」です。「ランバダ」というとなじみがあるかもしれませんね。次に、「風とケーナのロマンス」「セレステ」、そして聞き覚えのある方も多いと思いますが「コンドルは飛んでいく」と曲は続きます。どの楽器の音色もやわらかく、懐かしさを感じるものでした。さらに曲は、「ラ・マリポーサ」「太陽の乙女たち」「リャキ・ルナ」と続きました。「ラ・マリポーサ」という曲では、マトラカという楽器が使われました。この楽器は、歯車を回転させて竹片を弾いてガラガラと音を鳴らすもので、片手サイズの小さな楽器のわりに大きな音が出たのでちょっと驚いた人もいました。
最後は、「サリリ」という曲となりましたが、会場からアンコールの声が入ったため「花まつり」という曲も聴かせていただくことができました。
今回のコンサートは、国際色豊かで、ちょっとした音楽世界旅行の気分を味わうことができました。ご出演いただきましたみなさま、どうもありがとうございました。
８月は、「レインボーフェスティバル」として、福祉の里をご利用していただいている団体のみなさまによる、ダンスや歌の発表会を開催します。開演は、８月17日（土）午後０時30分です。
みなさん、ぜひ、福祉の里にお越しください。お待ちしております。
