〒486-0857
春日井市浅山町一丁目2番61号
(春日井市総合福祉センター内)


メニュー
社協ブログ

爆笑!虐待防止講演会の報告

福祉サービス課

【高齢者・障がい者権利擁護センター】

 2月3日(土)に平成29年度高齢者・障がい者虐待防止講演会を開催し、200名の方に参加していただきました。

 ブログのタイトルには“爆笑”と“虐待”というギャップのある言葉がならんでいます。「虐待防止講演会」というと身構えてしまいそうですが、今回は講師に落語家の桂ひな太郎師匠をお招きし、落語を切り口としたことで、笑いも交えて親しみやすくお聞きいただけたかと思います。

H29 gbk-HP1.jpg H29 gbk-HP2.jpg

 第1部「落語で知ろう成年後見制度」の様子です。

 ひな太郎師匠の多彩な表情、まるで舞台に何人もいるかのような掛け合い、そばをすする音など、迫力満点の落語を楽しみながら、なぜ成年後見制度が必要なのかを学んでいただけたと思います。

H29 gbk-HP3.JPG H29 gbk-HP4.JPG

 第2部「地域で支える権利擁護ネットワーク」の様子です。

 第1部に引き続きひな太郎師匠にも参加していただいたこともあり、タイトルの印象よりは親しみやすくお聞きいただくことができたのではないでしょうか。春日井市の第1号の市民後見人の方にもご活躍いただきました。

 弁護士の加藤さんには地域のつながりの大切さについて、法律上の位置づけや実際に担当されている方の事例も交えながらお話しいただきました。

 民生委員・児童委員の安井さんからは虐待の自覚がないがために周りから発見されにくいという事例についてお話いただき、住民からの情報が頼りになること、虐待そのものについて理解する大切さを学ぶことができました。

 地域包括支援センターの梅田さんは実際に支援をしている立場から、要介護者がいる世帯を孤立させないこと、地域住民と取り組んでいるつながりづくりについてお話しいただきました。

 市民後見人の浅井さんは「繰り返し話を聞くことで同じ内容でも違った捉え方ができるようになる」と、“ご本人さんに丁寧に寄り添うことができる”ということが強みの市民後見人としての立場からお話しいただきました。

 春日井市が安心して暮らせるまちになるためには、今回お話しいただいた弁護士や民生委員・児童委員、地域包括支援センター、その他の関係者、そして市民の皆さんとの多くの“つながり”が必要です。

 「春日井市に住んでいてよかった」という声がたくさん聞こえるように、一緒にまちづくりをしていきましょう。

 寒い中ご来場いただきました皆様、ご協力いただいた関係者の皆様、ありがとうございました。

 

 社協では成年後見制度に関する相談をお受けしております。

 お気軽にお問い合わせください。

 

高齢者・障がい者権利擁護センター ☎82-9232

午前8時30分~午後5時 (土日、祝日、年末年始を除く)


カテゴリー:イベント・講座
このページの先頭に戻る